ニューイングランド地域の秋は紅葉がとても綺麗。メイン、ニューハンプシャー、バーモントの北部から色づいてきて、徐々に南下し、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネティカットの方まで紅、黄、茶に変わった木々の葉を楽しむことができます。

さて紅葉を先取りしたかったり、何週にも渡って楽しみたい場合、バーモント州の Burlington 界隈や、ニューハンプシャー州のWhite Mountain、Kancamagus Highway (カンカマガス・ハイウェイ) などをドライブすることができますが、実は列車に乗りながら紅葉を楽しむこともできるんです。

そして、2022年10月10日の祝日にウィニペソーキー観光鉄道に乗車してきました。

目次

Fall Foliage Train | Winnipesaukee Scenic Railroad

Hobo Railroad が春、夏、秋に観光列車を運行しています。Meredith, Weirs Beach, Lincolnから運行していますが、季節限定で9月と10月に Fall Foliage Train という紅葉列車を運行しているんです。

ドライブだと時間や曜日を誤ると渋滞に巻き込まれたり、トイレに悩んだりしますが紅葉列車だとのんびりと車窓を楽しむことができ、加えて道路からは見られない風景も見ることができますよ。

Fall Foliage Train は Meredith Station から Plymouth にある Common Man Inn & Spa までを往復する全行程 4時間程度の観光列車です。

昼食のビュッフェ込みの観光列車で、往路終点の Common Man Inn & Spa で食事をとります。片道それぞれ1時間強程度のコースなのと、列車内にトイレもあるので心配事も少ないですよね。

Fall Foliage Trainの車窓から

列車の中からは色づいた木々を森の中や、川沿いに見ることができます。

Fall Foliage Train View
Fall Foliage Train View
Fall Foliage Train View
Fall Foliage Train View

Ashland 駅とダム

途中のAshland駅ではブリキ細工などを見ることができます。復路ではこの駅で途中下車するので、もう少しだけ観光することができますよ。

Fall Foliage Train View
Fall Foliage Train View

Fall Foliage Train View
Fall Foliage Train View

鉄橋を通る部分もあり川の景色も楽しめます。あいにくの天気だったのと、紅葉のピークまではもう少しだったので川沿いは緑の葉がまだ残っていましたが、天気が良いと川への反射も綺麗かなと思います。

Fall Foliage Train View
Fall Foliage Train View

クリスマスツリーファーム

紅葉とは離れますが、この観光列車で面白かったことの一つがこれ。

クリスマスツリーはこういうファームで育てられていて、これらが季節になると販売されているみたいです。知りませんでした。

Common Man Inn & Spa にて休憩

ここに停車するの?っていう駅も何もないところに止まり、そこで階段を使って下車します。

目の前が Common Man Inn & Spa なのでチケットに指定されたテーブルに着席し、各自ビュッフェをとってテーブルで食事です。

冷たい缶飲料とコーヒーなどがありますが、缶飲料はすぐに無くなるので早めに取るのが吉です。ビュッフェは並びますが、多分無くなることはないんじゃないかな。でも早めの方がいいでしょうね。

食事の後、希望者はCommon Innで買い物もできるみたいですが、ゆっくり食べてるとそんな時間はありませんでした。

Ashland 駅 (復路)

復路ではこの Ashland 駅で下車をして駅舎内やブリキ細工など観光できます。

少し戻って道路を渡るとブリキ細工のエリアがありますが、この線路上の景色が私のハイライトでした。

車窓から (復路)

Meredith 駅にて

最後 Meredith 駅に戻ってきてツアーは終了。売店にトイレがありますが結構混むので、お急ぎの人は早めがいいですね。

チケット

チケットの販売は Hobo Railroad のサイトで、例年7〜8月に販売。メルマガで通知が来ることもあれば、ソーシャルでの開示だったり、何も出ないで販売することも。7月になったらサイトをチェックするなどしておきたい。

チケットは Presidential Class、First Class、Coach Class とありますが、Coach Class で十分でした。座席は自由席なので、できるだけ早めに乗車して、往路進行方向の右側をオススメします。

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