過去にモバイルSUICAに直接チャージできなかったカードも今はチャージできるかもしれません。

2024年11月に日本国内でChase Ink Preferredを使ってモバイルSUICAにチャージしようとしたところ弾かれてしまったので諦めてこの方法を見つけましたが、2024年12月末に米国にてモバイルSUICAに直接チャージをしてみたところ問題なくできてしまいました。

こちらの情報はどうしても利用できない場合の参考情報としてご利用ください。

カード利用時のポイント最大化という観点では得策ではないのですが、モバイルSUICAにチャージできる米国発行のカードがない、もしくはどうしてもこのカードを使ってモバイルSUICAにチャージをしたい、という方の回避策。

一手間かかりますがANA PayにチャージしてからモバイルSUICAにチャージする方法です。

  1. 手持ちのモバイルSUICAに直接チャージできないカードから ANA Pay にチャージする
  2. ANA Pay にチャージした額をモバイルSUICAにチャージする

ChaseクレカではモバイルSUICAに直接チャージできませんでしたが、ANA Pay経由でチャージすることができました。

目次

モバイルSUICAにチャージできる米国発行クレカは限られている

日本滞在中はやはりSUICAやPASMOなどの交通系ICカードがないと不便ですよね。でもモバイルSUICAは米国発行クレカの場合かなり制限があってチャージできないカードが多くあるようです。

AMEXはモバイルSUICAにチャージできることで知られています。そしてモバイルSuicaはTravelカテゴリ扱いなのでAmex Greenを使うと3倍ポイントとなりMRポイントを稼いでいる人には良い方法ですよね。

ただAmexを持っていなかったり、他にチャージできるカードがない人は諦めるしかなかったのですが、ここでANA Payが救世主になります。

ANA Payを経由してモバイルSUICAにチャージする

日系航空会社2社のJAL、ANAがそれぞれ JAL Pay と ANA Pay を始めました。そのうちのANA Payにチャージされた分を使ってモバイルSUICAにチャージができるんですよね。

この方法でANA PayからモバイルSUICAにチャージした段階で1マイル/200円のANAマイルが貯まります。例えば1,000円をANA PayからモバイルSUICAにチャージすると5マイル加算ですね。還元率がとても高いわけではないですがANAマイルを貯めている人には朗報かもしれません。

そしてこのANA Payに対して手持ちのカードからチャージしておくことで、ANA Pay→モバイルSUICAのチャージができます。例えば私は Chase Ink Preferred を使って ANA Pay に 1,000 円分をチャージしてみましたが問題なくチャージできました。

ANA Payは利用前に登録と設定が必要です。ANAマイレージクラブアプリをダウンロードして簡単に設定することができます。アプリやANA Payの登録は以下のANAのサイトを参考にダウンロードしてはじめてください。

https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/mobile/app-service

JAL Payは?

カードによってはさらに一手間増えますが以下の手順でチャージすることもでるようです。

保有カード → JAL Pay → ANA Pay → モバイルSUICA

この場合JAL PayによるJALマイルも、ANA PayによるANAマイルも加算されてお得にはなるんですが、おそらくJALの海外会員として登録されている方々はJAL Payの登録ができないんです。

私は何度か試みたのですが、以下の jmbE094 エラーが出て進めることができませんでした。

最後に

今までモバイルSUICAにチャージできなかったカードでもANA Payを経由することでチャージできるということを解説しました。今までモバイルSuicaを諦めていた人もこれで使いやすくなるかと思います。

少し話がそれますがクレジットカードで直接鉄道に乗車する方法が展開されてきています。ニューヨーク公共交通機関、ロンドン公共交通機関のような仕組みです。まだモバイルSUICAなどの併用が必要ですが、近い将来クレカだけで公共交通機関は利用できる時がくるかもしれません。