蒸気機関車はアメリカ各地で乗車することができるが、まだ一度も乗ったことがなかった。テレビで見かけた Strusburg Railroad を調べたところアーミッシュ村のあるランカスターの近くであり、フィラデルフィアから車で行けるということを知り、2021年8月10日、夏休みのロードトリップの1拠点に計画した。この蒸気機関車体験、結論から言うと長閑な緑が広がる街並みを見ながら、思ったよりもなかなか楽しめたので、近隣に来る人には是非おすすめしたい。
目次
45分の機関車ツアー
全行程45分の機関車乗車体験。列車はゆっくり走るので周りをゆっくり見学することができる。広い緑だけでなく、一面に広がるひまわりや動物たちも見ることができる。
アーミッシュファームを遠くに見ることもでき、遊ぶことができる施設の横も通り過ぎたから、鉄道に乗ってから様子を見て遊びに行くのも良いかもしれない。また遊ぶ施設にはアーミッシュの家族も訪れていた。
客室車両内観
ファーストクラス Marian #88 は個別椅子に丸テーブルが用意された2人〜4人で着席できるような形態と、長ソファで大人数でも囲めるような形態があった。
乗車中に飲み物もオーダーすることができる。
蒸気機関車 Locomotive No. 90
機関車は必ず牽引しなければならず、出発駅からは機関車が後ろ向きに進行する。最後尾から客室車両を押す形での走行は禁止されているため、折り返し地点に行くと車両全体が一時停止し、先頭の機関車だけ横の線路を使って反対側の先頭に移動する。
出発駅から向かって右側の線路を使って機関車が移動したので、それを近くで見たい人は最初の進行方向の右側に乗るのが良いでしょう。
スケジュールによって牽引する蒸気機関車が異なる。私たちが乗車したスケジュールではLocomotive No.90と呼ばれる機関車だった。時期限定で運行する機関車もあるようなので、運行スケジュールをチェックして良い機関車を選ぶのが良い。
機関車の詳細はこちら LOCOMOTIVE NO.90
客室車両外観
乗車できる車両にはファーストクラス、コーチクラス、オープンエアーカーなど種類があり、チケット購入時に選択する。座席指定はないため、先着順。ファーストクラスなどは席が限られているため、早めに乗車して座席を押さえておきたい。
限定車両
この旅では実は限定車両のスケジュールも計画されていたため、それに乗るように日程を調整しようと試みたのだが、旅行計画上どうしてもあわせることができず断念した。
限定車両やイベントなどはオフィシャルサイトで確認できるので、時期が近くなったらこまめにチェックしてみると楽しい列車でのツアーに参加できると思う。
チケット購入
購入はオンラインでも、現地でもできる。私たちはオンラインで事前購入し、せっかくなのでファーストクラスの Marian #88 にした。
もしかしたらWill Callのオプションがあって、それにしておいたら紙のチケットを受け取れたのかも?
ランカスター観光は楽しめる!
ランカスター、ストラスバーグのこの界隈は価格も他の都市と比べてリーズナブルで、この機関車もひとつだがアーミッシュファームやマーケットオークションなども楽しめるものが思ったよりある街だった。今回は急ぎで色々回ってしまったけれど、全体を2泊3日くらいで計画するともっと色々楽しめると思う。フィラデルフィアから車で2時間。ちょっと足を伸ばして観光候補にしてみることをオススメします!
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