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JALボストン成田直行便にアジアを加えると航空券が安くなるお得な話

こちらのブログは2019年5月に調べた情報を元に記載していますが、2024年5月現在も同じ方法を使うとボストン成田直行便往復だけを買うよりも安くなります。

日本から見て、北半球のほぼ地球の反対側に位置するアメリカ東海岸のボストン。ボストンからの日本の帰国便はニューヨークなどと比べて直行便の競争もないし、基本的に高額になる。エアカナダが一番安いことからACで渡航する人も多い。

いや、何かいい方法があるはず!ということで僕の友達 Google Flight 兄さんにいつも相談しているのだけれど、なかなか兄さん教えてくれない。

教えて、教えて、といろいろ聞いていたら、これ以上ない「はっ!」というものをようやく教えてくれた。期間限定?来年も使える?今だけかもしれないので、もうないかもしれないけれど、記録の意味も込めて、2019年5月11日現在の兄さんのアドバイスを記します。

目次

その前にまずはこちらから

ボストン成田直行便往復 $2,255

BOS-NRT-1000

ボストンからの直行便はこちらのみ。参考日程で6月20日から7月9日の2週間強にしてみていますが、だいたいどの期間でもこのような値段で2,000ドル超えのエコノミークラス。マイル特典以外で個人負担としてはちょっと大きい。よって、皆エアカナダなどの経由便で1,500ドル以下で往復している。

では、どうやればいい値段で帰国できるのか。そして、ボストンから日本『は』直行便にできるのか。

東南アジア諸国を全工程に含めてみる

Google Flight兄さんついに教えてくれました。

ポイントは某東南アジア国を含めることです。ただし、どの国でもいいわけではなさそうで、リサーチした限りホーチミンシティ(ベトナム)、もしくはマニラ(フィリピン)に数日宿泊するとよさそうです。

その後調べてみたところ、バンコク(タイ)、シンガポール、ハノイ(ベトナム)などでも安くなることがありました。

1泊、2泊だけなので日本に帰国する観光がてらどちらかの国によってちょっと遊んでくれば飛行機台が劇的にやすくなることが判明。

「えー、日本まで14時間近く乗っているので、さらに4、5時間乗るなんてちょっと無理ー」

という人にはオススメできませんが、

「えっ?!安くなって、さらに他の国にもいけちゃうの?ラッキーじゃん!」

という人にはオススメできそうです。

ボストン→ホーチミン→東京→ボストン $996

BOS-SGN-TYO-BOS-1000

ボストン発着日程は往復便と同じで行きにホーチミンシティ1泊にしたパターン。

ね、金額が全然違うんです。そして、ボストン発着便はまったく同じ。

ボストン→東京→マニラ→ボストン $1,021

BOS-TYO-MNL-BOS-1000

同じく、往復便のボストン発着便は同じパターン。往路時にマニラ1泊を入れたパターンで、ほぼ2日あるのでマニラ観光もできそうなパターン。

ホーチミンシティのパターンよりは若干高いですが、これは日程とホーチミンシティ・マニラ入れ替えで金額が若干変動するので、マニラでも$1,000以下のパターンはありました。

あー、このパターンでやすくなることを半年前に知っていたらこっちにしてたのに、滅茶滅茶残念!

気をつけないといけないのがボストン便は成田で、東南アジア便は羽田という点。成田・羽田間の移動をしないといけません。でも、この金額になるなら魅力的ですよね!

誰かこの便で行ってみてください!そして、ご報告お待ちしております。

まとめ

(2019年5月11日現在)

  1. ボストン直行便往復 $2,255
  2. ボストン→ホーチミン(*)→東京→ボストン $996
  3. ボストン→東京→マニラ(*)→ボストン $1,021

2か3のパターンでフライトを組むと1よりも劇的に航空券代金が安くなる可能性が高い。

*の部分はホーチミンシティかマニラを選択

ANA特典航空券

ボストン発着のANAスタアラ特典航空券を諸経費を抑えて利用する経路を考えてみる

海外に居住している邦人でANAやJALのマイレージを保有している人の悩みは、いつ、どうやってマイルを利用するかだと思う。常にANAやJALを利用していて上位ステータスを保持している人はマイルの有効期限が無期限になるが、多くの人は有効期限を気にしなければならない。

目次

ANAマイル有効期限は2024年3月末まで延長

キャンペーン申し込みが必要だが、それをしておくと2024年3月末まで延長される。パンデミックの影響での航空会社の対応に感謝をしつつも、今回が最後の延長のような気もするので、ANAマイルの利用はあと一年で計画しておきたい。

ANAマイル有効期限2024年3月末まで延長

ANAのJFK発東京行きは燃油サーチャージが高い

ボストンからJFKまでの移動を別途考えるのであればJFK-東京往復を検討することができる。まだ見つけやすいが燃油特別付加運賃 (燃油サーチャージ) の負担が大きくなりエコノミーの諸費用が$620.45必要となる (2023年4月23日現在)

この燃油サーチャージが大幅に安くなれば再検討できるが、今の段階だとマイルの用途として恩恵を受けにくい。尚、燃油サーチャージはビジネスクラスでもファーストクラスでも値段は変わらないので、上位クラスで利用するのであればまだ検討できるかもしれない。

ボストン発東京行きのANAへの乗り継ぎ便は難易度が高い

ボストン・ローガン空港からの日本へのANA直行便は無いため経由便になるが、スターアライアンスのユナイテッド航空はボストン・ローガン空港が弱い。そのため経由便でも特典航空券を見つける難易度が非常に高い。運良く見つかったとしてもシカゴ経由、サンフランシスコ経由となる。ニューヨーク乗換も候補に出るがEWR/JFKの乗換を自己負担でしなければならず非現実的。

スターアライアンス特典航空券を検討する

やはり特典航空券を利用する場合、諸経費はできるだけ押さえておきたいところ。ボストン発で利用できるスターアライアンス加盟航空会社は以下の通り。

  1. Lufthansa (LH)
  2. Swiss International(LX)
  3. Turkish (TK)
  4. SAS (SK)
  5. TAP Portugal (TP)
  6. Avianca (AV)
  7. COPA (CM)
  8. United (UA)
  9. Air Canada (AC)

燃油サーチャージがリーズナブルな航空会社は?

この中でルフトハンザ、スイス、トルコは諸経費が$400以上と高額になるが4以降の航空会社は比較的リーズナブルに利用できる。

目的地経由マイル費用
LHミュンヘン直行55K$566.05
LHフランクフルト直行55K$580.95
LXチューリッヒ直行55K$504.25
TKイスタンブール直行55K$410.35
SKコペンハーゲン直行55K$ 47.35
TPリスボン直行55K$ 62.95
TPバルセロナLisbon55K$ 97.15
TPバルセロナ
リスボン
Lisbon55K$103.05
AVボゴタ直行55K$ 83.95
AVキュラソーBogotá55K$ 88.69
AVキュラソー
ボゴタ
Bogotá55K$149.69
CMパナマ直行55K$155.65
UAサン フランシスコ直行30K$ 11.20
UAメキシコ シティNewark30K$137.29
ACトロント直行30K$101.86
ボストン発ANAスターアライアンス特典航空券エコノミークラス利用例

欧州路線はすべて高額になると思っていたがスカンジナビア航空 (SAS) とTAPポルトガル航空が諸経費抑えて利用できるのは盲点だった。

そしてユナイテッドとエアカナダは必要マイルが30Kとリーズナブルに利用できるので、マイル残高が少ない人には良い選択肢かもしれない。

他にも良い路線があるかもしれないし、燃油サーチャージの変化で変わってくることも予測されるが、休暇予定などを検討して早めに抑えておいた方が良いかなと思う。

参考

アビアンカ航空のキュラソー&ボゴタ旅行をANAマイルで特典航空券に交換

個人的にはANAスターアライアンス特典航空券を利用して2023/4/16-4/23の6日間でキュラソーとボゴタの複数都市の旅をしてきた。2023年1月に急遽チケットを探した時に、たまたま4月のバケーションウィークで取れたのでラッキーだったかもしれない。

マイル延長の発表がもう少し早かったらまだ使ってなかったかもしれないな。

ANAスターアライアンス特典航空券予約画面ショット

2024年4月23日時点でのスタアラ特典航空券の必要マイルと費用の画面を以下に残しておきます。

ルフトハンザ

ミュンヘン
フランクフルト

スイスインターナショナル

チューリッヒ

トルコ

イスタンブール

スカンジナビア

コペンハーゲン

TAPポルトガル

リスボン
バルセロナ
バルセロナ&リスボン

アビアンカ

ボゴタ
キュラソー
キュラソー&ボゴタ

コパ

パナマ

ユナイテッド

サンフランシスコ
メキシコシティ

エアカナダ

トロント

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