New Englandだより

旅と観光

鍾乳洞+セノーテ+洞窟=秘密の川〜リオ セクレト Río Secreto

鍾乳洞や洞窟と似ていますがここはユカタン半島。数多くのセノーテがある場所。このリオ セクレトにも広大な地下水が張っていて、密閉型の巨大セノーテになっています。洞窟に入ってから1時間くらいほとんどの時間を水の中で移動します。

結論から言うとオススメです。そんなに期待してなかったんだけど、かなり楽しめました。

雨でも楽しめる

完全な計画外。旅行前は全く計画していなかったんだけど、プラヤ・デル・カルメン滞在中の2022年12月23日から12月27日は最終日を除き雨。部屋の中で食べるか飲むかしかなかったので、雨でも楽しめるアトラクションとしてオススメしてもらいました。

ホテル送迎込みで大人 USD 119 のところ、プロモ割引で大人 USD 99。

水着だけ用意して手ぶらでGO!

施設にはロッカーがあり、ウェットスーツ、ウォーターシューズ、ヘルメット、ヘッドライト、ライフジャケットとすべて用意されています。タオルもあるので、水着だけ持っていけば問題なし!靴もサンダルとかでなく、歩きやすい靴で向かえば大丈夫。

必要なもの

  • 水着
  • クレジットカードもしくは現金
  • 洋服と歩きやすい靴 (ホテルと施設間移動時)

持って行っても大丈夫なもの

  • スマホ
  • カメラ (アトラクション時以外の写真を撮りたい場合)

不要なもの

  • アクションカメラ

防水でもGo Proなどのカメラやスマホは持っていけないので、全部ロッカーにしまっておけば大丈夫。ただし、お金やクレカは持ってないと特に写真の購入ができないので財布は持って行った方が良いです。

私たちは用心しすぎて必要最低限のキャッシュしか持っていかなくて、アトラクション中の写真購入が危うくできないところでしたが、ApplePayに対応していたのでなんとか難を逃れました。

受付

ホテルからの送迎で参加する場合、乗り合いバンで移動します。全参加者をピックアップした後、Río Secretoの受付までドライブし、アトラクション中の希望言語、参加人数などを用紙に記入。実際に参加するツアーグループにわかれます。

ここですぐに開始するのかと思ったら、ここからさらに15分くらい延々とツアーグループバンに乗って移動します。

アトラクション開始

ツアーガイドの紹介の後、ガイドからロッカーの鍵をもらって準備開始です。

  1. 水着への着替え
  2. ウォーターシューズのレンタル
  3. シャワー
  4. ウェットスーツレンタル
  5. ライフジャケットレンタル
  6. ヘルメットレンタル
  7. ヘッドライトレンタル

雨の日でも確かに濡れるから大丈夫なのですが、曇りで気温が低いとちょっと寒いです。

儀式

実際に入っていくセノーテ洞窟は神聖な場所なため、儀式をしてからになります。参加者ごとに煙を炊いて儀式を済ませた後、歩いて実際の洞窟の方まで進みます。

鍾乳洞

洞窟や鍾乳洞に入ったことがある人は見たことあると思いますが、長い年月をかけて石灰岩でできた鍾乳洞を見ることができます。

地下水で覆われた洞窟

構造としては密閉型セノーテと同じで、水に覆われているのですが実はこの水の量が半端ない量です。加えて完全密閉型なので、ヘッドライトがないと完全な暗闇です。

ツアーの途中、水に浮かんだ状態で全員のライトを消すのですが、無音で真っ暗闇、そして水で覆われた洞窟を体験するので、ひとりでこの状態でいたらなんて想像すると少し恐怖を覚えます。

地下水プールでダイブ

浅瀬を歩くところもあれば、途中深いところもあり、そこではダイブしたり、遊泳したりします。ライフジャケットを着用しているのでプカプカと浮いていて不安はないですが、本当に深い位置はどのくらいなんだろうなんて考えてしまいます。

この地下鍾乳洞のツアーは60分〜90分くらいだったと思いますが、今まで体験した洞窟や鍾乳洞とは全くの異次元でした。

ツアー中はカメラマンが同行し、参加者グループごとに写真をとってくれます。スマホもアクションカメラも何も持って行けませんが、自分の体験はすべてカメラマンが写真に収めてくれるので記念は残りますよ。

アニス酒の試飲と写真の購入

洞窟から地上に出たあとはロッカーエリアまで戻り、ヘルメット、ヘッドライト、ライフジャケット、ウェットスーツを脱いで返します。タオルが配布されるのでそれで体を拭いて自分の服に着替えます。

その後、ここリオ セクレトで販売しているアニス酒の試飲をして、写真の選択に入ります。

  • 1枚 USD 25
  • 全セット USD 99

写真をひとつひとつ見て、欲しいやつを選ぶこともできるし、全部購入することもできます。私は面倒くさかったので勢いで USD 99 の全部入りを購入しました。

写真を選択する部屋で欲しいパッケージプランを選んだあと、ギフトショップで代金を支払います。基本的にUSDベースのようなので、ドル現金がカードで支払いです。ApplePayも利用できたので、私は難を逃れました。ほっ。

食事

その後はホテルに帰るのかな?と思ったらギフトショップ横にあるビュッフェエリアでご飯を食べられます。食事がついているのは知らなかったよ。

ホテルまで乗り合いバンで移動

宿泊ホテルごとに乗り合いバスが調整されて、それで帰路に着きます。ホテルによってビュッフェエリアから直接ホテルに行く場合と、別の場所で乗り換える場合があるので、そこはホテルを何度も正しく伝えて、間違った場所に送られないように気をつけた方が良いです。

私たちはRío Secretoのレストランで車に乗り換える流れになったので、都度ホテルの名前を伝えました。

Río Secretoについて知りたい場合

ホテルやツアーカウンターでこんなパンフレットがもらえると思います。

また以下のYouTubeを見ると実際の流れがわかります。

とても面白い体験だったので、是非カンクン、リベエラマヤ、プラヤデルカルメン、トゥルムなどを訪れた人は行ってみてくださいね!

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Playacar Palace Beach View

プラヤカル パレス オールインクルーシブ リゾート滞在記 Playacar Palace All Inclusive Resort

初オールインクルーシブリゾート。ファミリー対応のオールインクルーシブ、プラヤ・デル・カルメン、コスメル島フェリーの近くという条件で調べて出てきたのがこのパレスグループのプラヤカル パレス (Playacar Palace)。17歳以下の子供は追加料金かからずに宿泊することができるので、子連れファミリーで宿泊した場合、他のホテルと比べると価格は魅力的になると思います。

2022年12月23日から27日までの5日間をここで宿泊。

スタッフ全員がホスピタリティに溢れていて、ピークシーズンだったにも関わらずディナーレストランの予約もでき、クリスマスディナーやマジックショー、サンドアートショー、マッサージも楽しむことができて、初めてのオールインクルーシブは良い経験になりました。

(大枠は書き終えましたが、ちょこちょこアップデートするかもしれないので、気になる方はまたチェックしてみてください。)

ホテルチェックインとロビー

大きな木が真ん中に立っていて大理石フロアの開放感のあるロビーにてチェックイン。ドリンクを飲みながらパスポートとクレジットカードを提示して支払い。その後ホテルの部屋までカフェやレストラン施設の案内をしながら部屋まで移動。乾季なのにあいにくの天気だったけれど全体的に明るいホールが続く。

タグ

オールインクルーシブのホテルに宿泊すると、こういうバンドがつけられるんですね。コンサートやツアーでしかつけたことがなかったからちょっと面白かった。外でもいろんな人がタグをつけていて、確かに入られちゃうと全部利用されちゃうからチェックするよなぁ、なるほどと思いました。

ちなみにパレスグループはこのバンドの色に意味があるんですよ。それは後ほど。

Palace Resorts滞在中のタグ

Superior Deluxe Partial Ocean View

部屋に入ると予約時にお願いしていたパッケージ特典のシャンパン、ワインとデザートが置いてありました。

オールインクルーシブなので部屋の冷蔵庫もウィスキーやテキーラなども全部飲み放題。ふふふ。

今回の宿泊は3人だったので、部屋そのものはローラウェイベッドを追加した形のこんな部屋でした。なんとジャグジーが部屋の中に設置されています。堪能しましたよ。

さて、このブログを書くまですっかり忘れていたけれど (笑)、予約した時の写真はベッドが2つあったはずだったんだよね。疲れてたし、3人寝られるし、何も疑問に思わなかったからそのまま4泊滞在しましたよ。入ってすぐに気づいたら部屋変更できたかなぁ。ハイシーズンだったから無理だったかもしれないけれどね。

17歳以下までは無料なので、もしこのブログを見て予約してみようと思う人で3人のプランの人は、子供を足して4人で予約しておくことをオススメします。そうすればベッド2つの部屋になると思うので。

レストラン

レストランの数が4つ。そのうち1つはいつでも入れるビュッフェ形式の大人ング。もう1つはアダルトオンリーのレストラン。よってファミリー宿泊で、かつ注文形式で料理を食べたい場合にはレストランが2つしか無いんです。ちょっとココは残念だった点。

  • Bocelli イタリアン料理
  • Momo アジアン料理
  • Lahná ユカタン料理 アダルトオンリー
  • Café del Mar インターナショナルビュッフェ

Café del Marは朝食や昼食で利用するので、ディナーでは利用しないプランでBocelliとMomoを交互に利用する形で4回の晩餐を楽しみました。

  • 1泊目 Momo 鉄板焼き
  • 2泊目 Bocelli クリスマスディナー
  • 3泊目 Momo ディナー
  • 4泊目 Bocelli ディナー

2023年1月にこのブログを書いている段階ではMadre Míaというラテン料理レストランが増えてるので、今後宿泊される人は選択肢が増えますね!

Bar

バーカウンターはロビー、プール内、プールサイドにあって、もちろんレストラン、ビュッフェでも各種カクテルを頼めます。オススメはロビーバーで注文する…

パッションフルーツ・モヒート!!!

何杯飲んだか覚えてないくらい飲みました

もうこれ一択です。パッションフルーツの果実が入ったモヒートでさっぱりできますよ!

もちろん他にも各種カクテル頼めます。ワインも飲めるしビールも飲めます。

Momo 鉄板焼き

これはエンターテイメントですよ。18時から21時までの1時間ごとに10名までしか予約で入れないので、食事とショーを楽しみたい人は予約を入れることをオススメします。

シェフのマリオ

シェフが炒めるための道具でチャンバラをしたり、火山をしたり、汽車ポッポしたり、体験したことない人は是非。日本語も少し勉強していて、ちょっとだけ日本語を教えてあげました。

料理はコースで決まっていて枝豆、カリフォルニアロール、味噌汁、フライドライス、チキン・ビーフ・シュリンプと野菜のグリル、そしてデザート。

火山と汽車ポッポショーはこちら

チキンもビーフもちょっと固めで料理そのものはちょっと残念な部分もあったけど、エンターテイメントとしてはとても楽しめました。

Bocelli クリスマスディナー

12月24日限定でプリフィックスメニューのクリスマスディナーをやっていました。うまく予約とれたので、この日限定のメニューを堪能してきましたよ。イベントのある日に滞在していると、こういう経験ができていいですね。

クリスマスディナー限定のチョコレートのカクテルと、注文したモヒートを飲みながら食事を待ちます。

FirstのサラダとSecondのスープ。美味しかったです。

メインはPetit Filetにしました。焼き加減は選べなくて、ミディアムのみと言われたけど、ミディアムレアの状態で個人的には満足でした。シェリーとスターアニスのソースも美味しかった。

デザートはブッシュドノエルということで、スポンジロールケーキとクリーム、きのこをメレンゲとマカロンで演出していて良かったんだけど、もうすでにお腹いっぱいでした。

Café del Mar

朝食と昼食でいろいろ堪能できます。カウンターで卵料理を注文することもできるし、タコスやパスタを頼むこともできます。

日本食はちょっと不思議なものもあるので要注意。Ramen Soupという名前の豚汁がありました。うどん入りの豚汁だと思えば食べられます。

朝食はフルーツが充実しているのですが、Chinese Pomegranateというパッションフルーツみたいだけど、もう少しあっさりしていて甘味を感じる果物がオススメです。これかなり食べました。

Chinese Pomegranate グラナディーヤ

朝からミモザをキメて、お昼はデザートを各種楽しむこともできます。

レストランの予約はアプリで

ここのホテルに宿泊する場合、Palace Resortsのアプリがとても重要です。一番重要なのは、レストランの予約をこのアプリで行うのと、3日前から予約を開始するので、アプリに慣れておくのが良いですよ。

レストランの予約をできるのはチェックイン後、とのことなのですがチェックイン当日の飛行機内で試してみたところ実は予約ができたので、特に抑えたいレストランは予約ができるかどうか試してみるのをオススメします。

仮に予約で埋まってたとしても、こまめにチェックしてたらキャンセルが開いたりして予約できるようになるので、開いてなくても諦めずにチェックすると良いですよ。

注意点は同日に複数のレストランの予約はできないので、もし別のレストランを予約済みだった場合に、行きたいレストランが開いた場合、既存の予約をキャンセルしてから予約する必要があります。

セールスプレゼンでプロモーションを

Playacar Palaceに宿泊して、少し気になった点はセールストークが結構多いこと。

チェックイン後のホテル施設案内時と、チェックアウト後のロビーでセールスの説明がありました。

メキシコを中心に展開しているホテルなので、リゾートへのリピーターを獲得するための戦略なんでしょう。チェックイン後のセールスプレゼン招待は90分の説明を聞いて、加入してもいいし、しなくても良い。もちろん加入して欲しいけど、入らなくてもプロモーションは贈呈しますというもの。

この辺はうまくあしらうか、乗っかってプロモーションだけもらうというのも可能です。もしプログラムが魅力的でない場合に、ちゃんと断れる自信がない人はやっちゃダメですが、それができる人でかつ貴重な90分をどこかで取れる人はやってみるのもあり。

ちなみにプロモーションは日帰りツアーかSPAで利用できるクレジットで、営業プレゼンの拘束は実際には2時間強かかりました。

雨雲が23日から26日までずっとかかってて、外に行くのも難しいし、どうせホテルの中にいるならと思って90分 (の予定が2時間強) を削ったけど、プログラムの話も聞けてそれはそれで良い体験でした。

他のホテルチェーンのように無料で会員になって宿泊数などでレベルが変わるようなロイヤルティプログラムは無いんだけど、メンバーシップというのがパレスグループにはあるんですよ。そして、そのメンバーシップレベルに応じて、腕につけるタグが黒、銀、白という順番で変わるんだそうな。

非常に面白い。

AWE SPA

雨が続いててアウトドアはあまり楽しめないし、クレジットもあるし、マッサージやSPAはそもそもしたかったのでうまく入れ込みました。

私はやるつもりなかったんだけど、クレジットが余るから、勿体無いし、同じ時間でできるからせっかくなので50分間のマッサージをやってもらいました。

バーで飲んでる方がいいやなんて思ってたけど、こういうマッサージって良いものですね。今後機会があったら常にやってしまいそう。

マッサージの個室

マッサージは個室でアロマを炊きながら施術してくれました。

チェックアウト

4泊5日のオールインクルーシブ。2日目と4日目には日帰りツアーも組み込んでホテル外でも楽しみながら、それでも食べて、飲んで、海で、プールで泳ぎ楽しめました。

自宅に帰宅してから気づいた部屋のベッドについては気づかなかった自分の落ち度が悔やみ切れませんが、ホテルスタッフの対応やツアーの紹介、料理や飲み物を沢山たのしめたので良かったと思います。

しかしチェックアウト時に晴れるんだよねぇ。今回は天気は残念でした。

ホテルのベネフィットと注意点

以下、ホテルのメリットと注意点を記しておきます。

4泊以上で空港送迎無料

ちなみにプラヤカル パレスホテル、4泊以上すると空港送迎往復が無料になります。お願いすると片道USD 90前後かかると思うので、移動費も含めて宿泊数を決めるのが良いと思います。特に通常時期で宿泊代が高くない場合にはお得ですよね。

空港からのピックアップはクリーム色のシャツを着て、PALACE RESORTS TRANSFERSというファイルを持ったスタッフが空港施設の外に出たところで待機しています。

空港送迎ホテルスタッフ

当日はBの柱と外に出てからかなり奥の方に居たので、うまく見つけてください。到着してドライバーを調整するような流れなので、そんなに慌てていかなくても大丈夫だと思います。

帰りの移動は2日前までにホテルで予約することもできるそうですが、あらかじめ予約しておくのが安心かもしれません。

コスメル パレスも利用できる!

コスメル島にも行く予定がある人はフェリーで日帰りした際に、Cozumel Palaceに立ち寄って食事や飲み物を楽しむこともできるんです。

コスメルには滞在中どこかで行く予定でしたが、毎日雨だったのでキャンセル。少しだけ心残りだけど、その分プラヤ デル カルメンを満喫できたから良しとします。毎日晴れ続きだったらそれはそれでバテてたかもしれないしね。

WiFiはとても遅い

これは他のホテルでもあるかもしれませんが、WiFiは遅いです。モバイルの方が場合によっては速いかもしれません。あまり重いデータのアップロードやダウンロードには向いていないので、避けた方が良いです。アプリを使ってレストラン予約やルームサービス依頼をする程度であれば問題ないです。

WiFiではツアーサイトViatorにアクセスできない!

これ、かなり致命的なんですが、ホテルでのツアー予約と競合するためなのか、Viatorのアクセスはできません。事前にViatorで予約をしていたのですが、連絡をする必要があり、アクセスができずにハマりました。

モバイル回線で対応するか、VPNで対応することはできるので、VPN契約は持っていると良いと思います。

どんな人にオススメか?

さて、このパレスグループですが、オールインクルーシブ初体験の感覚としてはファミリーで、同伴の子供達が17歳以下、基本的にホテルの施設を満喫したい、という旅行プランの場合には良いんじゃないかなと思います。

プラヤカル パレスの場合、プラヤ・デル・カルメンのビーチタウンに徒歩ですぐにアクセスできるので、ビーチや街の観光、ショッピングをしたい場合には立地は最高。例えばプラヤ・デル・カルメンで有名な像Portal Mayaまでショッピングアーケードを抜けて徒歩7分でいけます。

エリアを問わず、基本的にホテルを堪能したい人であれば、同じグループクオリティと仮定してカンクンホテルゾーンより少し南に位置する大型のムーン・パレスなんかもいいかもしれませんね。そちらだとレストランの数も、プールのスライダーなんかもあって中だけで十分に満喫できるかも。

そうそう、ホテルの部屋の間取りだけは気をつけてくださいね(笑)

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ニューイングランド紅葉列車ウィニペソーキー観光鉄道 Winnipesaukee Scenic Railroad

ニューイングランド地域の秋は紅葉がとても綺麗。メイン、ニューハンプシャー、バーモントの北部から色づいてきて、徐々に南下し、マサチューセッツ、ロードアイランド、コネティカットの方まで紅、黄、茶に変わった木々の葉を楽しむことができます。

さて紅葉を先取りしたかったり、何週にも渡って楽しみたい場合、バーモント州の Burlington 界隈や、ニューハンプシャー州のWhite Mountain、Kancamagus Highway (カンカマガス・ハイウェイ) などをドライブすることができますが、実は列車に乗りながら紅葉を楽しむこともできるんです。

Fall Foliage Train | Winnipesaukee Scenic Railroad

Hobo Railroad が春、夏、秋に観光列車を運行しています。Meredith, Weirs Beach, Lincolnから運行していますが、季節限定で9月と10月に Fall Foliage Train という紅葉列車を運行しているんです。

ドライブだと時間や曜日を誤ると渋滞に巻き込まれたり、トイレに悩んだりしますが紅葉列車だとのんびりと車窓を楽しむことができ、加えて道路からは見られない風景も見ることができますよ。

Fall Foliage Train は Meredith Station から Plymouth にある Common Man Inn & Spa までを往復する全行程 4時間程度の観光。

昼食のビュッフェ込みの観光列車で、往路終点の Common Man Inn & Spa で食事をとります。片道それぞれ1時間強程度のコースなのと、列車内にトイレもあるので心配事も少ないですよね。

Fall Foliage Trainの車窓から

列車の中からは色づいた木々を森の中や、川沿いに見ることができます。

Ashland 駅とダム

途中のAshland駅ではブリキ細工などを見ることができます。復路ではこの駅で途中下車するので、もう少しだけ観光することができますよ。

鉄橋を通る部分もあり川の景色も楽しめます。あいにくの天気だったのと、紅葉のピークまではもう少しだったので川沿いは緑の葉がまだ残っていましたが、天気が良いと川への反射も綺麗かなと思います。

クリスマスツリーファーム

紅葉とは離れますが、この観光列車で面白かったことの一つがこれ。

クリスマスツリーはこういうファームで育てられていて、これらが季節になると販売されているみたいです。知りませんでした。

Common Man Inn & Spa にて休憩

ここに停車するの?っていう駅も何もないところに止まり、そこで階段を使って下車します。

目の前が Common Man Inn & Spa なのでチケットに指定されたテーブルに着席し、各自ビュッフェをとってテーブルで食事です。

冷たい缶飲料とコーヒーなどがありますが、缶飲料はすぐに無くなるので早めに取るのが吉です。ビュッフェは並びますが、多分無くなることはないんじゃないかな。でも早めの方がいいでしょうね。

食事の後、希望者はCommon Innで買い物もできるみたいですが、ゆっくり食べてるとそんな時間はありませんでした。

Ashland 駅 (復路)

復路ではこの Ashland 駅で下車をして駅舎内やブリキ細工など観光できます。

少し戻って道路を渡るとブリキ細工のエリアがありますが、この線路上の景色が私のハイライトでした。

車窓から (復路)

Meredith 駅にて

最後 Meredith 駅に戻ってきてツアーは終了。売店にトイレがありますが結構混むので、お急ぎの人は早めがいいですね。

チケット

チケットの販売は Hobo Railroad のサイトで、例年7〜8月に販売。メルマガで通知が来ることもあれば、ソーシャルでの開示だったり、何も出ないで販売することも。7月になったらサイトをチェックするなどしておきたい。

チケットは Presidential Class、First Class、Coach Class とありますが、Coach Class で十分でした。座席は自由席なので、できるだけ早めに乗車して、往路進行方向の右側をオススメします。

紅葉狩り関連

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River Roost Brewery、Big Fatty’s BBQとスリフトショップ 〜ホワイト・リバー・ジャンクション

Killington / Picoスキー旅行の往路。ビールの調達とランチに向かったのがNH州との州境にあるハートフォード (Hartford, VT)、White River Junction。ここにRiver Roost Breweryがある。

初めて訪れるこの街、こじんまりとした小さな街で宿泊施設はHotel Coolidgeが一軒あるだけ。

それでも初訪問の街ってなんだかワクワクする!まずは腹ごしらえから!

Big Fatty’s BBQ

ランチはここと決めていたので迷うことなう直行。

まずはビールでしょう。ボストン界隈にいるとなかなか巡り会えないビールがタップで飲めちゃいます。

どれを飲もうか迷ってしまう!なんて最高なんだ!Hill Farmsteadを飲みたかったところだけどあいにくPorterとBrown AleのみだったのでここはFoamに切り替え!Grounds for Divorce (Double IPA)で!

そしてメインの食事!全部美味しかった!

今回はこれらを頼んでみました!

  • Little Piggy – 8oz Pulled Pork sandwich with 4oz. slaw
  • Award Winning Beef Brisket and Smoke Caramelized Onion Mac and Cheese
  • Fatty Fries
  • Hush Puppies (4ea) with a side of Honey

Hush Puppiesって初めて頼んだけど、ちょいピリ辛なドーナツみたいなやつをハチミツつけて食べるのね。なかなか面白いものでした!もうちょっと頼んでも良かったなぁw

ちゃんとメニューを読めば良かったんだけど、ブリスケットとチキンのコンボみたいなのもあったからそれにしても良かったかもしれません。

Big Fatty’s BBQ

お店のサイトはこちら!メニューもサイトにありますよ。

Crowler Pit

このBig Fatty’s BBQなんですが、なんと横にビールショップを併設しているんですよ。そしてビールを販売するだけでなく、32oz.のビールの缶詰してくれるクロウラーまで扱っているという夢のようなセットアップ!

ここは想定外だったんですが寄らないわけにはいかない!ということで行きました。

Foamを2種類手にしていましたよ😂

このあと、向かいのRiver Roostに行くというのに、1ケース24缶予約済みだというのに追加の8缶ww

いや、絶対寄った方がいいですよ、ここ。ちなみにアルケミストのHeddy TopperとFocal Bangerも在庫ありました。

River Roost Brewery

さて本命のブリュワリーへ。Big Fatty’s BBQの向かいなんです。

River Roost Brewery

ブリュワリーというからタップルームもあるのかなと思ったら六畳間くらいのスペースに樽テーブルがあるだけの小さなブリュワリーでした。

注文カウンター

事前に購入していたのでスムーズにピックアップして終了。タイミングが良かったのか潤沢なラインアップがあり悩むの苦労。そしてゲットしたのがこの6種類。

お店の中にはVermont Brewers Associationのポスターがあり、Vermont Brewery Challengeなるアプリがあることを知りました。今までいったところチェックしていこうっと。

Vermont Brewery Challenge

ブリュワリーのサイトはこちら

スリフトショップが多数!

小さな街なのと冬で雪も残っていて寒いこともあり、でも通り道に多数スリフトショップを見たのでせっかくだから散策。それぞれ取り扱い品が異なるスリフトショップでもうちょっと時間かけて、車のトランクを空っぽにして来たくなるお店ばかりでした!

で、肝心の写真は完全に撮り忘れてしまった💦ので文字で紹介。

Cover Home Repair

http://www.coverhomerepair.org/

外看板はハンドツールなどの取り扱いのような説明だったのだけど、中に入って見たら食器、電気、生活家電、家具、工具、リフォーム備品などなんでも取り扱いがあり、この街の中では一番来た方が良いんじゃないかな?と思ったお店でした。トランクに空きがあればテーブルとか買ったかも。値段も安価だったんですよね。チェコのボヘミアングラスみたいなものもありました。

Vermont Salvage Exchange

http://www.vermontsalvage.com/

大型の住宅関連のものが多数揃っています。リフォームを考えていたり、ドアを一層したい、階段を作り直したいなど大掛かりなことを考えている場合にはこのお店オススメです。掘り出し物で小型なものもあるかもしれませんが、基本的には大型系でした。街にきたら寄ってみるのは良いと思います。

Gear Again

http://vtgearagain.com/

スキー、スノーボードの板、ブーツ、ヘルメットなどウィンタースポーツ系のギアと呼ばれるものが多数ありました。夏に行くともしかしたら自転車とか他スポーツ系のものがあるのかも。

The Collection

https://my-site-103981-108158.square.site/

アパレル系、アクセサリ系のショップでしたよ。服、靴、アクセサリを探している人にはオススメです。

Uplifting Thrifting

https://whiteriverjunctionthriftstores.com/

これぞスリフトショップという感じの服、ドレス、ジャケット、靴、ブーツ、食器、小型・大型電化製品を扱っているWhite River Junction駅にあるショップ。個人的にはCover Home Repairとここが徒歩圏内では外さない方がいいかなと思ったスリフトショップでした。

LISTEN Thrift & Furniture Store, White River Junction

https://www.listencs.org/thrift-stores#Locations

他のお店のように駅周辺ではなく少し離れているので車で移動する必要がありますが、ここは広くて取り扱いが幅広いスリフトショップでした。食器、電化製品、アパレル、家具など一通り扱っています。

もうシーズンが終わりだったためかスキーブーツ、ゴーグル、ヘルメットなどがワゴンセール状態でブーツは全部$5、ゴーグルは$2.5での販売でした。私のブーツが壊れかけていたのと、同じメーカーの同じサイズがあったのでとてもラッキーでした。

White River Junction周辺地図

地図でthriftと検索すると結構でてきます。ほかにもあるかもしれないので、是非調べてみてください!River Roost BreweryとBig Fatty’s BBQのエリアにはElixirというアップスケールなレストランもあるし、ここは最高よ!とCrowler Pitの店員さんが言ってましたよ。

宿泊となると少しさびしい街な気もしますが、ドライブしてWoodstockあたりやLebanonあたりに行くこともできるし、バーモント州唯一の国立歴史公園 (NHP)、ニューハンプシャー州唯一の国立歴史公園 (NHP)の中間だったりするので拠点として利用する場合は良い立地かもしれませんね。

NHPには行きたいと思っているのでもう一度くらいくるかもしれないなぁ。次は春とか秋とかに来てみたいね。

ボストン近郊からの行き方

参考までですが、ボストン近郊の街からだと2時間強のドライブ。ルート3から89に乗るか、ルート93から89に乗るような行程になるかと思います。

Other Half Rockefeller、Katsu-Hamaとんかつ、Ramen Ishidaと飲み食い倒れな2泊3日、2年ぶりのNYC出張

2022年初で約2年ぶりの出張にワクワク!2日前の1月29日に大雪が降ったボストン近郊。まだまだ雪が残っているけれど道路も車が走行できるようになり、飛行機も運行できるようになりました。そして何よりも晴れ!あぁ、なつかしいボストンローガン空港!パンデミック前は毎週のようにどこかに行ってたのよね。

2日前の雪がまだ残るローガン空港

チェックインから出発ゲートへ

朝9時のアメリカン航空チェックインカウンターもセキュリティもとても空いていて、平日の朝は飛行機はほとんど乗らずにガラガラなんじゃないかな?という予感。

Legal Sea Foodsも以前のような多くの人がいる状況ではなくゲート付近の椅子も人がまばら。

Logan Legal Seafoods

一部の路線は満席のような雰囲気だったけれど、多くの路線は搭乗率かなり低い印象でした。

A321 Sharklets仕様ファーストクラス搭乗!

事前チェックでファーストクラスがかなり空いていたので、これは運良くアップグレードされるはず!とゴールドではほぼ恩恵に預かることができないラッキーに期待!運良くアップグレードされたのでファーストクラス搭乗でした!

ボストン⇄JFK路線は一部Sharklets仕様A321が飛んでいるので、飛行時間が50分程度とかなり短いながらもちょっとだけ楽しみました!

雪が残るボストンローガン空港から離陸!

そしてファーストクラスの恩恵で久々のGoose Island IPAを堪能します!幸先良いスタート!

マンハッタン!

久々のマンハッタンに心躍ります!NYCにもかなり雪が降ったことが伺えます。歩道の方に雪が寄せられていてキャリーを引きながらの移動はちょっとだけ大変だったけど、そんなことは気にならずにとりあえずお腹を満たせますよ!

Katsu-Hamaとんかつ!

出張はまずは腹ごしらえから!NYC最初の食事はKatsu-Hamaさんの「とんかつ」でした!あぁ、この厚みの豚肉、ジューシーな肉汁、サクサクな衣にどっさりと乗ったキャベツ!これですよこれ!ボストンにはこんな感じのとんかつがないのよね。堪能しました!

Katsu-Hama

Other Half Rockefeller

NYCに次に行ったら寄ろう!と決めていたアザーハーフのロックフェラー店!Katsu-Hamaさんからめっちゃ近いのですよ。

Other Half Rockefeller

タイミングよく8周年のコラボビールが盛りだくさんありまして、缶は売り切れでもタップで飲めました〜。

  • 8th Anniversary Collaborative Imperial IPA (Fidens, Equilibrium, Vitamin Sea)
  • 8th Anniversary Collaborative Oat Cream IPA (Alvardo Street, Burial, Green Cheek)

そうそう。ラッキーなことに、ちょうどタップルーム滞在中に予約していた人からの連絡が入り、ロックフェラー店に来れなくなったとのこと。売り切れだった8th Anniversary Collaborative Oat Cream IPAが4缶が急に浮いてきました!

カウンターの横にいたフィラデルフィアから来た人と意気投合し、2缶ずつ分けて買おうぜ!ってことになって即決。本当にラッキーだった!ということで戦利品ゲット!

できたばかりでとても綺麗な小さなビアバーですよ。お近くに来た際にはぜひ立ち寄ってみてください!

Ramen Ishida

今回のNYCで食べたかった物がとんかつの他にもあって、それがこれ!Ramen Ishida。色々見聞きしていてとても気になっていたのよね。Shoyuがトリュフが入っていてオススメらしいんだけど、天邪鬼な私はShioにしましたよ。ちぢれ麺でアメリカではなかなかお目にかかれない美味しい塩ラーメンをいただきました!

Ramen Ishida – Shio

NYC在住の素敵な方々と一緒に楽しむことができてこれもまたラッキーでした。

JFKからBOSTONへ

出張最終日。仕事が15時過ぎまであり、フライトは17時半。タクシーやライドシェアだとこの時間は渋滞で1時間以上かかることもあり、ここはロングアイランド鉄道 (LIRR) とJFK AirTrainを使っての移動で確実に1時間で空港に行ける方法で移動。

無事1時間で到着し、安心してチェックイン。

フライト遅延

飛行機の遅延は日常なのでそんなに心配しないし、往路も実は遅延したんだけど、この復路に関してはJFK空港付近の天気によるためのようだったからちょっと心配した。

というのは、搭乗する飛行機はClevelandからJFKに到着する機材が使われるのだけど上空で何度か旋回した後にPhiladelphiaにDivertしてしまったのである。つまりボストンに戻るための飛行機がなく、場合によっては機材ぐりできずに欠航。もしくはPHLにDivertしたやつがJFKに戻ってきてようやく乗ることができることになり数時間の遅延。

出発ゲートもどたばたしだして、ゲートが二転三転代わりあっちにいったり、こっちにいったりと空港内で結構あるく結果に。

しかし最終的にアメリカン航空、この日はファインプレー!WorcesterからJFKに来る飛行機を充当してくれて、これでボストンに飛べることに!結果遅延は1時間で済みましたよ!

再びファーストクラス搭乗

そして復路も運良くアップグレードでファーストクラス搭乗。しかしこの便はSharklets仕様ではないため旧ファーストクラス座席で1:2の並び。私は1人席の左側に着席。

さよならNYC!また会う日まで!

そしてただいまボストン!

Tsurumen Davis

NYCを15時にでた後何も食べずにいた腹ペコな私は、ボストンに帰った後はまたここでもラーメンをいただきました!我らボストンが誇る鶴麺のDavis店ですよ!

Tsurumen Davis

881日目にPork Shoyu Ramenをいただきました!ちぢれ麺がスープに絡んで美味しかった〜。

Castle in the Clouds

湖と山と森林の美しい眺望 Castle in the Clouds

バーモント州やニューハンプシャー州はホワイトマウンテン、グリーンマウンテンと自然が豊かで美しい景色を楽しむことができ、ボストン近郊からは車でのアクセスもいいので何度も訪れているが、Castle in the Cloudsには行ったことがなかった。そもそも、こんな場所があるのは知らなかった。

山の上の豪邸からウィニペソーキー湖を一望できる、美しい景色を堪能できる場所。ゆったりと流れる時間の中でのんびりとしてみたい。

豪邸マンションからのウィニペソーキー湖の眺望

豪華な建物に圧巻されるのも当然ながら、湖の眺望がまぁすごい。豪邸のいたる部屋から山や湖などが一望できるのだが、この調度品の窓から眺める湖はずっと見続けていたい。

360℃見渡すことができるので、湖側の部屋も、山側の部屋もあり、紅葉ピーク時だともっと綺麗に彩られた自然が見ることができる。

庭からの湖の眺め

豪邸の外観

豪邸正面
庭からの豪邸

マンションまでの移動

チケットにはチケット売り場およびダイニングエリアの出発地点からマンションまでのバス往復が含まれているが、徒歩で登り降りすることも可能だし、片道だけ徒歩にすることもできる。5分程度の距離なので、興味ある人は歩いてみるのも良いと思う。

雄大な山の上

さて、このCastle in the Cloudsは山の上にあり、向かうまでの山道を車で抜けると緑が広がった雄大な山が見れる。ここにはトレイルもあってハイキングができるようにもなっている。建物以外は無料なので、駐車場代なども特に不要。トレイルだけを楽しみに来ている人もいる。

コロナ前はダイニングエリアで飲食ができていたようだが、見学時にはあいにく開いてなかった。トレイルエリア近くのカフェテリア売店では飲食物を購入することができるので軽くお腹を満たすことは可能。

チケット

マンションに入るためには入場チケットが必要。チケットは現地でのみ購入可能。そしてチケットには種類があり、通常の建物を見学する自分でまわるツアーと、Basement Tourというものもある。時期によっては食事が含まれたツアーだったり、いくつかオプションがあるので詳しくはサイトを確認しておきたい。

Hours and Admissions

この Castle in the Clouds は靴職人が一代で財を築き上げて建立したもの。先祖代々の富豪の建物ではないのも非常に興味深いが、最終的にこの建物を手放すことになってしまった。ツアーガイドに背景や歴史などもあるので、ぜひそのあたりにも関心を持ちながら鑑賞してみると楽しめると思う。

旧線路で足漕ぎカート!ラコニア(ニューハンプシャー)にてレールバイクアドベンチャー体験

過去に鉄道で使っていた線路が廃線になり、現在は使われていない場所が多数ある。その線路をうまく使っているビジネスのひとつがレールバイク。バギー型の複数人で漕ぐ自転車で、電動駆動のものもあれば、完全に足漕ぎのものもある。施設ごとに利用できる自転車 = レールバイクの種類が異なるが、訪れたラコニア (Laconia, NH) のレールバイクは完全人力の足漕ぎバギーだ。言っても自転車。最近は乗ってなかったけれど、まぁ余裕だろう。

レールバイク走行

前後2人ずつの合計4人が乗れるバギー自転車で廃線の上を漕いでいく。森の中やウィニスクアム湖畔を走行するので景色も楽しめる。紅葉時期にくるともっと綺麗だろう。体験した一部はこちら。

ラコニア駅から出発

出発も終点もラコニア駅。この駅の中でチケットを購入、もしくはオンライン予約をしていた場合はその情報を伝えてチェックインをする。チェックインするとレールバイクの番号を教えてもらえる。

Laconia Station
Laconia Station

線路の方に移動して自分のレールバイク番号を確認しておく。時間になって集合の合図があるまではどこにいても構わない。

Laconia Rail Bike Adventure Station
Laconia Rail Bike Adventure Station

足漕ぎバギー自転車体験

前半は道路をまたいだり街中を走行するためスタッフが線路で車や歩行者を止めてくれるので、その間にゆっくり移動する。街中を超えて森や湖沿いにくると、前方から順番に間隔をあけて自分のペースで漕ぐことができるようになる。

さぁ、自分たちのペースで出発である。ワクワクである。

Rail Bike Adventure
Rail Bike Adventure

どんどん森の中に入ってくる。この日は10月10日で、もう1週間後だったら紅葉でもっと綺麗だっただろう。

Laconia Rail Bike Adventure
Laconia Rail Bike Adventure

延々と森を漕いで、漕いで、漕ぐ。緩やかではあるが傾斜が思ったよりつらい(笑)

Laconia Rail Bike Path
Laconia Rail Bike Path

ウィニスクアム湖畔で休憩

片道2.5マイル (4km) とはいえ自転車だから、と舐めていた。そこそこ辛い(笑)。休憩といってもゆっくりのんびりと過ごせるまでの時間はなく、5-10分程度の水分補給休憩。当日はあいにくの天気だったが、天気の良い日だともう少し景観を楽しめるだろう。

そして、休憩後は同じ道を2.5マイル (4km) 漕いで戻るのである (笑)。

ウィニスクアム湖

帰りも延々と漕いでいく下り傾斜の部分は当然楽に進めるが、上り傾斜はなだらかでもまぁまぁくる。途中綺麗な景色にでくわすので、そこでエネルギーが気持ち回復する。

Laconia Rail Bike Adventure
Laconia Rail Bike Adventure

建物の壁にどこかで見たことがあるアートをモチーフにアレンジしたもの見た。ちょっとこれでHP回復。

Laconia Rail Bike Adventure
Laconia Rail Bike Adventure

一度は体験してみてほしいアトラクション

別の場所のレールバイク施設も事前調査していて、このラコニアのアトラクションは全行程5マイル (8km) と他よりも短い。その点からも初めての人には良いコースだと思うし、オススメしたい。特に紅葉の時期を狙ってきてみると楽しいと思う。

とは言ってもそこそこきついのも事実。足腰自慢の友達や家族で、4人構成で挑めば気持ちよく体験できるんじゃないかな。

どうしても完全人力の足漕ぎバイクに不安がある人は、電動サポートのあるレールバイク施設でまず体験してみると良いかもしれない。

人気のアトラクションで、乗車できる人数と催行回数に限りがあるので夏休みや秋休みなどは早めの予約をオススメします。

オフィシャルサイト

チケット事前購入や走行場所などの詳細は以下のオフィシャルサイトを参照。

Root’s Country、Kitchen Kettle Village、Dienner’s Country、市場とビュッフェのランカスター1泊2日観光

2021年夏休み9日間旅行の第2地点はランカスター (Lancaster, PA)。フィラデルフィアからレンタカーを西に走らせること2時間のこの場所。他の街では味わえないユニークな体験が沢山できて、個人的にはまた来てみたいところ。そして、次回はアーミッシュファームにて宿泊する計画を立ててきたい。

滞在中はアーミッシュファームツアー、ストラスバーグ鉄道蒸気機関車をしたが、それは別ブログに書いたので別途参照していただくとして、他にも面白かったことをここにまとめてみる。

Root’s Country Market Auction

毎週火曜日に朝9時から開催している大型市場。野菜、果物、雑貨、生鮮食品、なんでも扱っていて、かなり広い。そして安い!夏場に行ったので暑くて、加えてマスクをしていたので屋内の移動がちょっと大変だったけど果物沢山買えた!スーパーとかで買うよりもなんか楽しいし、牧場からの新鮮な牛乳も買えたし、ここはとてもよかった。

火曜日を予定にあわせて是非行ってみてもらいたい。夏は暑いので水など対策を忘れずに。

Root’s Country Market Auction

https://www.rootsmarket.com/

Kitchen Kettle Village

観光客向けのエリアにある比較的広めのショッピングエリア。ソーセージ、チーズ、はちみつなど色々取扱がありました。お土産を買うのに良い場所で、はちみつやジャムを買ってきましたよ。

Kitchen Kettle Village

ポップコーンに似た甘いケトルコーン (Kettle Corn) もたべてみた。しょっぱいイメージが頭にあるから、食べててなんかバグった感じになる体験でした。

Kitchen Kettle Village

https://www.kitchenkettle.com/index.asp

Immergut Hand-Rolled Soft Pretzels

ソフトプレッツェルのお店。テイクアウトして外のベンチで食べた。焼きたてで柔らかくて美味しかったよ!Kitchen Kettle Villageの横なので、買い物とあわせてくることオススメです。

Immergut Hand-Rolled Soft Pretzels

Dienner’s Country Restaurant

ビュッフェスタイルのレストラン。食事だけでなくデザートも全部食べ放題でめちゃめちゃ安かったことだけ覚えてます。味もよかったし、大満足でした。

ディナーもやってるけど、閉店が6時とか7時なので、計画的に早めに来ることをオススメします。

Dienner’s Country Restaurant

https://www.dienners.com/

宿泊

アーミッシュファーム宿泊は計画が遅すぎたのと1泊での宿泊は選択が限られたため、今回はHomewood Suites by Hilton Lancaster Pennsylvaniaに。

冷蔵庫大きかったからビール管理には役立ちました (笑)

Homewood Suites by Hilton Lancaster, PA

トラブル

旅行にトラブルはつきものだけど、このランカスター旅行ではトラブルが2つ発生。

  1. フィラデルフィアでのレンタカー借りに90分!
  2. 次の地点のワシントンD.C.に行く途中でパトカーに捕まる!

このトラブルについてはそれだけでブログまとめようかな。色々計画していてもうまくいかないことってありますよね。笑

ランカスター観光はオススメ

関連記事でも書きましたが、とにかく一度は行ってみると良い場所。レンタカーが必要だし、どこを拠点にするかなど計画する必要ありますが、もし機会があれば是非行ってみてください!

  1. 2泊3日で余裕を持って!
  2. 火曜日を含めてRoot’s Country Market Auctionに行って!
  3. アーミッシュファームに宿泊してホテル泊とは違う体験を!

関連記事

ストラスバーグ鉄道 蒸気機関車ツアー

蒸気機関車はアメリカ各地で乗車することができるが、まだ一度も乗ったことがなかった。テレビで見かけた Strusburg Railroad を調べたところアーミッシュ村のあるランカスターの近くであり、フィラデルフィアから車で行けるということを知り、夏休みのロードトリップの1拠点に計画した。この蒸気機関車体験、結論から言うと長閑な緑が広がる街並みを見ながら、思ったよりもなかなか楽しめたので、近隣に来る人には是非おすすめしたい。

45分の機関車ツアー

全行程45分の機関車乗車体験。列車はゆっくり走るので周りをゆっくり見学することができる。広い緑だけでなく、一面に広がるひまわりや動物たちも見ることができる。

ひまわり

アーミッシュファームを遠くに見ることもでき、遊ぶことができる施設の横も通り過ぎたから、鉄道に乗ってから様子を見て遊びに行くのも良いかもしれない。また遊ぶ施設にはアーミッシュの家族も訪れていた。

客室車両内観

ファーストクラス Marian #88 は個別椅子に丸テーブルが用意された2人〜4人で着席できるような形態と、長ソファで大人数でも囲めるような形態があった。

Marian #88 座席
Marian #88 装飾

乗車中に飲み物もオーダーすることができる。

ドリンク

蒸気機関車 Locomotive No. 90

機関車は必ず牽引しなければならず、出発駅からは機関車が後ろ向きに進行する。最後尾から客室車両を押す形での走行は禁止されているため、折り返し地点に行くと車両全体が一時停止し、先頭の機関車だけ横の線路を使って反対側の先頭に移動する。

Strasburg Railroad
蒸気機関車

出発駅から向かって右側の線路を使って機関車が移動したので、それを近くで見たい人は最初の進行方向の右側に乗るのが良いでしょう。

スケジュールによって牽引する蒸気機関車が異なる。私たちが乗車したスケジュールではLocomotive No.90と呼ばれる機関車だった。時期限定で運行する機関車もあるようなので、運行スケジュールをチェックして良い機関車を選ぶのが良い。

機関車の詳細はこちら LOCOMOTIVE NO.90

客室車両外観

乗車できる車両にはファーストクラス、コーチクラス、オープンエアーカーなど種類があり、チケット購入時に選択する。座席指定はないため、先着順。ファーストクラスなどは席が限られているため、早めに乗車して座席を押さえておきたい。

ファーストクラス Marian #88
コーチクラス
オープンエアー

限定車両

この旅では実は限定車両のスケジュールも計画されていたため、それに乗るように日程を調整しようと試みたのだが、旅行計画上どうしてもあわせることができず断念した。

限定車両やイベントなどはオフィシャルサイトで確認できるので、時期が近くなったらこまめにチェックしてみると楽しい列車でのツアーに参加できると思う。

チケット購入

購入はオンラインでも、現地でもできる。私たちはオンラインで事前購入し、せっかくなのでファーストクラスの Marian #88 にした。

オンラインチケット
チケット売場

ランカスター観光は楽しめる!

ランカスター、ストラスバーグのこの界隈は価格も他の都市と比べてリーズナブルで、この機関車もひとつだがアーミッシュファームやマーケットオークションなども楽しめるものが思ったよりある街だった。今回は急ぎで色々回ってしまったけれど、全体を2泊3日くらいで計画するともっと色々楽しめると思う。フィラデルフィアから車で2時間。ちょっと足を伸ばして観光候補にしてみることをオススメします!

関連記事

参考

Strusburg Railroad

More than a Dozen Places In the United States Where You Can Ride a Steam Train [ManTripping.com]

ランカスター(ペンシルバニア州)のアーミッシュ村観光

フィラデルフィアから西へ2時間程度走ったところにランカスター (Lancaster, PA) という街がある。ここはアーミッシュが居住しているエリアで、現在も教育なども含めてアーミッシュ様式に習った生活をしている。このエリアは米国の他の街とは異色な趣のある街で、是非いろんな人に訪問してもらいたいと思った場所。私たちは短くて十分だろうと1泊2日で訪問したが、2泊3日はした方がよかったと思ったことを先に伝えておきたい。

アーミッシュ村観光

アーミッシュについてはほとんど基礎知識がなく、せっかくなのでガイドさんからも話を聞けることから生活エリアとお店を回るアーミッシュファームツアーに参加。いくつかコースがある中で一番定番の2時間コースを選択。短時間ながら色々知ることができた。

アーミッシュは男性、女性、大人、子供で服装やスタイルが決まっていて、髭のルールもある。そして近代文明に頼らない昔ながらの生活をしている。そのため洗濯は手洗いで、服はロープにつるして天日干しをする。電気も使わないため電気洗濯機はないが、手動の洗濯機はあるような話を聞いた。

アーミッシュ家庭の風景
アーミッシュ村の風景
アーミッシュ村の風景

また自動車も近代文明のため使わないため、移動は馬車。ツアー中にも多く見かけた。またキックボードのような漕ぐことができない、足で地面をけって乗る自転車のようなものも利用する。

馬車

自分でただドライブして観光することも考えたけれど、勝手もわからないしエリアも全部回れなかっただろうから、このツアーは満足できた。

Lantz Homestead

The Amish Farm and Houseツアー

参加したツアーはThe Amish Farm and House。もうひとつツアー会社があるので、そちらでも似たような体験ができると思う。このツアーではその時によって経由するお店が異なるようだが、今回は「Bird in Hand Bakeshop」「Lantz Homestead」ともう一箇所の合計三箇所で休憩と買い物をした。

The Amish Farm and House

この観光ツアーはマイクロバスで移動するが、その出発エリアはどのような建物で、部屋の中や学校がどのようになっているかなどの見学をすることができるようになっている。ここをツアー前か後に見学すると知らない体験をすることができて面白かった。

観光施設内の学校設備
観光施設内のアーミッシュ家庭のキッチン風景
観光施設内の手芸販売店
観光施設内のヤギ

アーミッシュとメノナイト

ちなみにアーミッシュに似た生活様式のメノナイトもこのエリアに住んでいる。アーミッシュは電気や近代文明の「便利なもの、楽をするもの」は利用しない生活をしていて、それに該当するものが必要な場合にはそのエリアの長 (教祖?) の許可を得る必要がある。それに対してメノナイトは似ている生活を送りながらも緩やかなルールで生活をしているため様々な道具を利用しているらしい。

詳しくはネット検索すると色々情報が出てくるし、より深く理解したい人は文献などをあたることをオススメします。

アーミッシュ・メノナイト宿泊体験

今回、宿泊する計画が遅く、また1泊だけだったため宿泊は見送ったけれど2泊以上の計画で訪問される場合はそれも検討してみると良いと思う。アーミッシュスタイルで朝ご飯を作ってくれる宿などもある。

また行くことがあれば、次は宿泊する計画を早めに立てます。

ランカスター観光

ランカスターエリアはアーミッシュだけでなく以下の観光も楽しめる。火曜日を含めた2泊3日でのツアーを強くオススメします!

関連記事

https://travel.takarocks.com/2021/08/10/strasburg-railroad/

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